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2023年春の花粉飛散予測と日常生活上の対策

立春を過ぎましたが、まだまだ冬もようですね。

皆様体調など崩されていませんでしょうか?

今回のテーマは「2023年春の花粉飛散予測と日常生活上の対策」です。

もう花粉?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

花粉は2月から飛散開始する地域もあります。

辛い花粉症を軽減するために、早めの対策を考えてみましょう。

 

 

 

 🌳2023年 春の花粉飛散予測

 

🍃 2023年シーズンの花粉飛散傾向

例年比
九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸ではやや多くなるでしょう。
東海では多く関東甲信と東北では非常に多く飛ぶ見込みです。
北海道は例年よりやや少ないでしょう。

前シーズン比
九州から東北にかけて前シーズンより飛散量は多く、特に四国、近畿、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。
前シーズンは症状が弱かった方も万全な花粉症対策が必要になりそうです。

 

 

🍃 飛散量の予測根拠

花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響します。
気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなるといわれています。

・2022年の夏(6月~8月)は、梅雨前線の活動が弱く、降水量は少なく、日照時間は多くなった。
・6月後半から7月上旬にかけて太平洋高気圧が強まり、かなりの高温となった。

➜6月に「高温・多照・少雨」となり、スギの花芽形成に好条件

2021年~2022年に花粉飛散量が少なかった地域が多く、スギの木に花芽を形成させるエネルギーが蓄えられていたため、より一層スギの花芽形成が促進されたと考えられます。

 

 

🍃 スギ花粉の飛散開始時期

スギ花粉の飛散開始は、九州から東北まで例年並みの見込みです。
スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。
2月上旬に飛散開始が予測される地域では、1月のうちから早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。

 

 

 

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 🌳花粉症は増えている

 

日本人の3人に1人が花粉症にかかっていて、都会では2人に1人が花粉症患者だといわれています。
低年齢化も進んでおり、花粉症患者は増加傾向にあります。

 

◎治療3つのポイント

🍃花粉症を正しく理解する
花粉を出来る限り体内に入れない工夫をしましょう。

 

🍃薬の内服は症状が重症化する前に
本格的な症状が出る前に飲むことで、症状を抑える効果が期待できます。
※悪化してからの治療は症状を抑える事が困難になっていきます。

 

🍃市販のスプレー薬は症状を悪化させることもある
スプレー薬に血管収縮剤が入っている場合、繰り返し使用する事で鼻粘膜が腫れ、かえって鼻づまりが酷くなることがあります。
ドラッグストアの薬剤師に相談、または耳鼻科受診の上適切な処方をしてもらいましょう。  
(参考資料:http://www.jibika.or.jp/owned/contents3.html)

 

 

 

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 🌳花粉を寄せ付けない!花粉症対策ご紹介

 

 

①マスクの効果

 マスクの装用は、通常のマスクでもかなり花粉を減らし、
 特に鼻の症状を軽くする効果があるとされています。
 マスクをしない場合に比べて、通常のマスクでも花粉をおよそ70%削減し、
 花粉症用のマスクではおよそ84%の花粉を減少させる効果が
 あったという実験結果も報告されています。
 大事なことは顔にフィットするものを選ぶこと。
 横に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまいます。

 

②上手な洋服選び

 木綿や化繊に比べてウール製の衣類などは、
 花粉が付着しやすいため、屋内に花粉を持ち込むことなります。
 外出時の服装では外側にウール素材の衣服を着用することは避けた方がよいでしょう。
 花粉が付着しやすいのは露出している頭・顔・手など。
 頭と顔はつばの広い帽子をかぶる、手は手袋を使う等で花粉の付着量を減らすことが可能です。

 

③目がかゆくなる前に

 花粉を寄せ付けない工夫にメガネがあります。
 メガネを使用しない場合に比べて、通常のメガネでも目に入る花粉量はおよそ40%減少し、
 防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少したという実験結果も公表されています。

 

 

④うがいの習慣

 鼻から吸い込んで奥に付着した花粉は、
 鼻粘膜の線毛の働きでのどの方へと送られます。
 かぜのシーズンだけでなく、「家に帰ったらガラガラうがい」の習慣を続けて、
 のどの花粉を洗い流しましょう。

 

 

 


いかがでしたでしょうか。

これから本番を迎える花粉症。

少しでも快適に過ごせるように、対策をしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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