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熱中症対策について

こんにちは。仙台かわすみ産業医事務所です。

今回のテーマは「熱中症対策について」です。

2023年夏の平均気温は北・東・西日本でかなり高く、1898年の統計開始以来過去最高。

2024年も変わらず非常に厳しい暑さが見込まれています。
今年も、熱中症対策をしっかり確認していきましょう。

 

 

 


 

 

 👒2024年夏季の傾向

 

6~7月は北・東日本と西日本日本海側では平年と同様に曇りや雨の日が多く、西日本太平洋側では平年に比べ曇りや雨の日が多くなります。
そのあとは北日本では天気は数日の周期で変わり、東・西日本では平年と同様に晴れの日が多い予報。

平均気温は北日本で高い確率50%、東・西日本で高い確率60%。

今年の夏も、梅雨が過ぎると非常に厳しい暑さが見込まれます。

 

 

 

 

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 👒職場における熱中症

 

厚生労働省の公表によれば、職場での熱中症による死傷者数は、2022年に827人(前年比266人・47%増)、うち死亡者数は30人となっています。

直近3か年における死傷者数は、過去10年間の32.4%を占めていました。
また、業種別の熱中症の死傷者数をみると、建設業、次いで製造業で多く発生していました。
主な業種についての死傷災害に占める死亡災害の割合は、全業種平均の2.9%に対し、
農業6.0%、建設業5.7%、警備業3.5%などとなっていました。

やはり、全体的にも屋外での作業が多い業種で死傷者数が多いことが分かります。

 

熱中症は、誰にでも起きうります。
特定の労働者のみが注意すればいいというわけではありません。

▶ 高年齢の労働者のみリスクが高いのではなく、30~50歳代でも熱中症が発生しやすい条件が整えば、死亡することもあります。
▶ 暑い現場での作業開始後、熱中症により死に至るまでの経過日数は、作業開始の初日に最も死亡が多いが、2~3日目でも発生しやすいため注意が必要です。

 

 

 

 

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 👒職場での熱中症対策

 

①WBGT値の把握

 

WBGTとは暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)のこと。
熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。
暑さ指数が28(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加する様子が分かります。

 

 

 

②WBGT値に応じて対策を講じる

 

作業時間の短縮:
 WBGT値に応じて作業の中止、単独作業を控える、こまめに休憩をとる等工夫する。

熱への順化:
 暑さに慣れるまでの間は十分に休憩を取り、徐々に身体を慣らし、特に入職直後や夏季休暇明けの方は注意が必要。

水分・塩分の摂取

プレクーリング:
 休憩時間にも体温を下げる工夫をする。

健康診断結果に基づく措置:
 ①糖尿病、②高血圧、③心疾患、④腎不全、⑤精神・神経関係の疾患、⑥広範囲の皮膚疾患、⑦感冒、⑧下痢等があると熱中症にかかりやすい。医師の意見をきいて人員配置を行う。

日常の健康管理、労働者の健康状態の確認:
 熱中症の症状等周知、教育し、早期発見に努める。
 作業中は管理者はもちろん、作業員同士お互いの健康状態をよく確認する。

 

 

③熱中症予防管理者は、暑さ指数を確認し、
巡視等により、対応・改善事項の有無を確認しましょう

 

 

 

 

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 👒個人の健康管理

 

☀暑さを避ける・身を守る

 

【屋内】
 ・扇風機やエアコンで温度調節する
 ・遮光カーテンやすだれを利用、室温を確認する

【屋外】
 ・日傘や帽子を着用する
 ・日陰を利用してこまめな休憩をとる

【体の蓄熱を避ける】
 通気性、吸湿性・速乾性のある衣服を着用、保冷剤や氷、冷たいタオルなどで体を冷やす

 

 

 

☀こまめな水分補給

 

1.2ℓ/1日を目安

のどが渇かなくても1hに1杯は水分補給

入浴前後や起床後もまずは水分摂取、大量に汗をかいたときは塩分も忘れずに

 

 

 

☀マスク着用の注意

 

高温多湿時のマスク着用はハイリスク、特に夏場はマスクを外すことを推奨

 

 

☀欠食・睡眠不足・過剰飲酒は避け、基礎疾患がある場合は適切に治療を受け、体調を整える

 

 

 


 

暑さに慣れていないと熱中症になる危険性が高まります。
体が暑さに慣れること(暑熱順化)について知り、対策を行いましょう。

暑熱順化には個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。
暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動き(例:軽く汗をかく運動(ウォーキング、筋トレ・ストレッチ等)や入浴などの習慣化)や活動を始め、暑さに備えましょう!

 

 

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