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梅雨時の衛生面の注意点~どうして梅雨は不調が多い?~

先日、東北地方の梅雨入りが宣言されました。

梅雨の時期は、気圧の変化が大きい!そして、人の体は気圧の変化に敏感です!!
気圧の変化に伴う不調が出やすい時期です。そのメカニズムは…

  • 気圧が50hPa以下、つまり、天気の悪い日は体が外に膨らませようとする👉力が働く👉しかし、実際には体は膨らまない!
  • 体内では膨らむ力に対抗!血管や筋肉を収縮させて体内の圧を調整しようとする👉体がこの動きを「ストレス」と認識したり、自律神経も乱れ体調不良として出現!
  •  気分の憂鬱さ ・体のだるさや疲れ
  •  頭痛や食欲不振 ・肩こり、腰痛、関節痛、神経痛 など・・・

心身の調子を崩さないために、いつもより身体が疲れていることを自覚し、十分な睡眠や休息をとることが必要です。

 

☆衛生管理の大切なポイント3!

  1. 食中毒予防  食品の取り扱いについて・・・お弁当・テイクアウトにも注意が必要!
    ◇ 生鮮食品は新鮮なものを購入、冷蔵・冷凍保存(設定温度 冷蔵庫:5℃以下、冷凍庫:-15℃以下)
    ◇ 食品を扱う前後は、石鹸で手や指をよく洗い、食品は十分に加熱

  職場で食中毒が起きたら・・・食中毒発生時の対応 

      1. 応急処置(腹部を緩める、横向きに寝かせる等)
      2. 医療機関を受診させる
      3. 嘔吐物等の処理 ※使い捨てのエプロン、手袋、ペーパータオル等の使用
         職場で集団食中毒が起きた場合は、保健所の調査に協力しなければなりません。
         また、社員食堂で食中毒が起きた場合は、労働災害としてみなされることがあります。

社内で感染を広げないために・・・無理に出社をすると、社内に感染を広げてしまうことがあります。症状が治まるまでは自宅で休む、出社後もこまめに手洗いを行う、職場にきちんと報告をする等心がけましょう。

 2. 室内環境 オフィスの温度・湿度管理に注意!

事務所衛生基準規則第五条3項に「事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が 17度以上28度以下及び相対湿度が40%以上70%以下になるように努めなければならない。」と、定められています。どちらかと言うとオフィスは乾燥気味な所が多いですし、熱中症対策を講じるためにも、オフィスの温・湿度計を確認してみましょう。

マスク着用時の熱中症にも注意し、こまめな水分補給、体調確認をしましょう!

 3. カビ・ダニ対策

梅雨は湿度が高くなるため、カビやダニが繁殖しやすい季節です。食中毒やアレルギーの原因にもなるため、発生しないよう、対策をすることが大切です。ご自宅や職場に温湿度計はありますか?梅雨は湿度が高くなるので、除湿器を活用するのもおすすめです。

(仙台かわすみ産業医事務所 保健師 佐々木)

 

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