マイクロストレスとの付き合い方②
前回、私が感じたマイクロストレスとして「子供の病院受診の予約」をあげました。
しかし、誰もが同じ状況をストレスと感じるわけではありません。
私と同じような環境、またはもっと多忙な状況でも、
特にストレスに感じない方もたくさんいるでしょう。
その違いはなぜでしょうか。
それは、その行為にどんな感情を抱くか、の違いだと思います。
では、私がどんな感情を感じていたのか、見ていきましょう。
電話しなければいけない
↓
電話して希望の日程がとれないかも
↓
人気の病院だから、仕方ない
↓
でも、断られたらイラッとするだろうな
必ずしも自分の希望が通るわけではないと、頭ではわかっていても、
「イラッ」とした感情がでるということから気がついた私の本音は…
「私に合わせて欲しい」
という怒りです。
大人なので、断られれば他の日程を提案しますが、
心の中には、私に合わせてよ!というワガママな自分もいるのです。
建前「忙しくて大変なの〜」
↓
本音「私に合わせてよ!」
※あくまでも、今回の私の場合、です。
この本音、怒りが出そうだと分かっているから、
電話をするのが嫌なのでした。
でも、この本音に気付くと楽になります。
やめれば、同時に怒りや不快な気持ちもなくなるからです。
こうした自分の本音に気が付かないと、
いつの間にか欲求不満がたまります。
スポーツや音楽などポジティブな方法で発散できれば良いですが、
この「満たされない思い」を満たそうと、
過食したり人に八つ当たりしたり、ネガティブな方法で発散しようとすると問題になります。
過食して一時的には落ち着きますが、
本音の部分は満たされていないので、また食べたくなったり、
同じようなストレスパターンを繰り返しては、
どんどん体調が悪くなったりします。
この本音にどうやって気づくか、
気づいた本音をどう扱うかは、
ちょっとコツがいります。
具体的にはまたの機会にしますが、
意識的に自分を客観視して、
自分の本音に気が付くだけでもスッキリする場合があります。
もし繰り返し似たような状況にストレスを感じるような場合は、
何か隠された本音があるのかもしれませんよ。