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目の健康と病気

こんにちは。仙台かわすみ産業医事務所です。

10月に入り、急に秋めいてきましたね。
皆様、体調など崩されておりませんでしょうか。

さて、10月10日は、「10」を横にすると目と眉に見えることから「目の愛護デー」です。
この機会に、気をつけたい目の病気を知り、目をいたわり、目の病気の要因を防ぐ生活を心がけましょう。

 

 

 

 👀自覚症状あり、対策なし

 

目の健康に関する意識調査によると、

●健康面で不自由に感じていること :目(視覚)に関すること47.7%
●普段から健康維持に努めていること:目(視覚)に関すること26.1%

上記のように、不自由に感じている人が多いわりに、対策をしている人は少ないという結果になりました。

 

 

 

 

 

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 👀目の病気

 

日本人の失明の原因
1位:緑内障…29%
2位:網膜色素変性…14%
3位:糖尿病網膜症…13%
4位:加齢黄斑変性…8%
5位:視神経萎縮・脈絡膜萎縮…4%

 

❖視覚緑内障

 

 ・自覚症状に乏しく、緑内障患者の90%が病気であることを自覚せず無治療
 ・視神経に圧がかかり萎縮を起こし、視野が欠けていく病気
 ・検診が有効→ドックなどの健診で見つかることが多い(眼圧の検査)
  検診で40歳以上の失明を36.4%下げることができる

(2015年日本眼科学会会合報告(杏林大学大学院医学研究科 山田昌和教授(眼科)より)他)

 

 

 

❖糖尿病性網膜症

 

 ・糖尿病の三大合併症のひとつ
 ・糖尿病患者の内35.4%が合併
 ・血管が詰まって網膜に栄養がいかなくなったり、視野が狭くなったりする
 ★糖尿病の人は、目の症状がなくても定期的に眼底検査を受けましょう

 

 

 

❖加齢黄斑変性

 

 ・欧米では失明原因が第1位の病気
 ・加齢により網膜色素上皮に老廃物がたまり、黄斑部を損傷する

 

 

 

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 👀VDT症候群

 

❖VDT症候群とは

 液晶ディスプレイ等の画面表示機器と、キーボードやマウス、
 タッチ画面などの入力機器による情報端末を使用する作業(VDT作業)を
 長時間続けることによって、心身に様々な不調をきたす健康障害のこと。

 

 

❖こんな症状はありませんか?

 ✅目が疲れる、しょぼしょぼする
 ✅目の奥が痛く、頭痛がする
 ✅目が乾く気がする
 ✅近くが見えづらくなる
 ✅まぶたが痙攣する
 ✅目が充血する

 

目の疲れを引き起こすのは、眼精疲労ドライアイ

 

 ❖眼精疲労

 ・目の使い過ぎが原因
  →ものを見る際ピントを合わせる役割をする筋肉(毛様体筋)の不可
 ・長時間のVDT作業で近くばかりを見ることで、毛様体筋が長時間緊張状態になって凝る
 ・老眼、合わない眼鏡やコンタクトレンズ、未矯正の近視・遠視・乱視も
  過剰なピント調節によって毛様体筋を酷使する原因とな

 

 

 ❖こんな症状はありませんか?

 

 ・目の表面の渇きが原因
 ・「涙」の量や質の変化
 ・まばたきの回数がVDT作業により大幅に減って涙の量が減り、目が乾く

 

 

 

 

 

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 👀目の健康のために

 

以下の症状がある方は眼科を受診しましょう。

・視力が衰える
・物が歪んで見える
・線がゆがんで見える
・黒い円が見える
・よく転ぶようになった
・青色が黄緑色になった
・遠近感がつかめなくなった

 

また、目の健康を維持するために、

・紫外線を浴びすぎない
・抗酸化作用のある植物をとる
・禁煙

を心がけましょう。
(※抗酸化作用のある食べ物:※ビタミン Cやビタミン E、β カロチン:大豆や玄米、ニンジン、カボチャ、みかんなど眼の色素成分であるルテイン:緑黄力野菜(ほうれん草やブロッコリーなど)

 

 


 

目は外からの情報を得るための大切な器官ですが、近年、パソコンやスマートフォンなどの画面を 長時間見続けて、目の疲れを感じる人が多くなってきています。
また、加齢とともに白内障や緑内障、加齢黄斑変性などの目の病気にかかる人も増えています。

定期的に目の検診を受け、日頃から目の健康を心がけましょう!

 

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