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冷房病~冷房と上手に付き合う

こんにちは。仙台かわすみ産業医事務所です。

今回のテーマは「冷房病について」です。

気温が高くなる夏場は、熱中症の予防として冷房(エアコン)の仕様が推奨されています。
今年の暑さは、より厳しい暑さが懸念されており、エアコンなど冷房器具を有効に活用することは、熱中症対策上、また夏の健康管理上最重要項目といえます。

一方で、設定温度が自由に変えられないオフィスや学校などでは、「冷房病」と呼ばれる弊害も起きています。

冷房病の基礎知識や、予防・対策法について知っておくことも大切です。

 

 


 

 

 🎐冷房病とは

 

夏場、クーラーが効きすぎた部屋にいると、体温の調節がうまくいかなくなって体にさまざまな不調が現れることがあります。

これを一般的に「クーラー病」、「冷房病」等呼ばれています。

正式な病名ではありませんが、クーラーの使いすぎが体に悪影響を及ぼすことは広く知られており、頭を悩ませている人も少なくありません。
特に女性は、クーラーに当たりすぎると、生理不順や腰痛など、更年期障害に似た症状が起こりやすいといわれています。

 

●主な症状●

・頭痛・めまい・疲労感
・関節、筋肉の痛み
・消化不良/食欲不振
・体の冷え(手足・腹・腰・背筋)
・体のだるさ・生理不順
・肩こり・ひざ/腰/お腹の痛み
・寝つきが悪い/眠りが浅い

 

 

 

 

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 🎐冷房病の原因5つ

 

▽冷房の設定温度とその影響▽

●自律神経の乱れ
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室内の冷えすぎが自律神経を乱れさせ、冷房病の症状を誘発させます。
頭痛やめまい、疲労感などの不調が現れることがある

 

●体温調節の困難
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冷えが激しいと、体温調節が追い付かず、内臓機能の低下や
免疫力の低下を招くことがある

 

 

▽冷房の設定温度とその影響▽

 

●運動不足
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血行不良を引き起こし、冷房病のリスクを高める

 

●睡眠
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寝室の温度が低すぎると睡眠の質が低下し、疲労感が抜けにくくなることがある

 

●食生活
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ビタミンやミネラルの少ない食生活を送っていると、
体の抵抗力が下がり冷房病にかかりやすくなる

 

 

 

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 🎐冷房病の対策と予防

 

設定温度

 

28度設定にこだわる必要はありません。
外気温が35度を超える場合、28度設定では、室温は30度前後まで上昇し
不快な暑さを感じるためです。

室温設定が24~26度くらいを目安にしましょう。

 

 

 

〇自分自身での調整

 

・直接肌に冷気が当たらないように風向きを調整
・湿度を快適に保つ(60%前後目安)
・薄手のカーディガンなど、衣類で調整

感じ方には個人差があるので、自分自身で調整できるようにしましょう。

 

 

 

〇体の中からセルフケア

 

冷たい食べ物や飲み物は冷え予防のためには摂り過ぎに気をつけましょう。

飲み物は常温以上で、食べ物はできるだけ温かいものを摂る工夫をし、
アツアツでなくても、ほんのり温かいぐらいでも十分です。

意識して摂りたいのは体を温める食材:
しょうが、にんにく、ねぎ、ニラなどの薬味、七味唐辛子、こしょうなどのスパイス類。
炒め物や汁物に加えたり、麺類に添えるなどして、摂る工夫ができます。
調味料なら、みそ、しょうゆのほか、天然塩や酢にも温熱作用があり、冷え取り効果が期待できます。
発酵食品=血流や代謝を促す作用、中からの冷え対策に効果的:
納豆、漬物、甘酒、ヨーグルトなど

 

 

 

 

 


 

 

 

冷えを感じたら、腹式呼吸をするのも実は良いんです。
コツは、「短く吸って長く吐く」。目を閉じて行うとリラックス効果も高まり効果的ですよ◎

エアコンと上手く付き合って、今年の猛暑を乗り越えましょう!

 

 

 

 

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