指差呼称の遵守
駅の構内で発車のベルが鳴ると前方後方の安全確認を指差しで行う風景を目にします。
”指差呼称”はもともと鉄道の機関士・運転士が考え出したものだそうです。
「人は考えずに行動する」と言われ、その結果”見間違い”や”思い違い”によるエラーが起きます。
このエラーを減らす方法として”指差呼称”があり、”何もしない”のと比べてエラーを6分の1に減らす効果があります。
「指差し確認」の指先の動きのポイントは
①縦に握りこぶし!
②人さし指をまっすぐに突き出す!
この二点です。
「指差し確認」の実践方法としては
①対象をしっかり見る。右腕を伸ばし人差し指で対象を指さす。
②確認する項目を唱えながら、人差し指を耳元まで引き上げる。
③本当に良い考えかを考え、確かめてから行動する。(半拍の間をおく)
④確認出来たら「○○ヨシ!」と唱えながら確認する対象に向かって振り下ろす!
上記の注意点に気を付けながら、
日々当たり前の確認をしっかり行うことがエラーの防止につながります。