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メンタルヘルス改善豆知識

 

仕事に対するストレス耐性を育てるには

現実的に合理的に

仕事が多すぎると感じる時は、
あえてノーと言う勇気をもつことも大切。

必要以上に一人で抱え込んでしまっている仕事がないか、見直しましょう。

スーパーマン願望は捨てる

完璧な人間などいないことを覚えておきましょう。

時には助けを求めることも大切です。

こまぎれエクササイズ

毎日30分程度の運動は体にも心にもいい効果を及ぼす。

通勤時間や昼休みのウォーキングなど、5分、10分ずつ分散して運動の時間をとりましょう。

誰かの話を聞いてみる

同僚や他の会社の友人の話を聞く時間をつくりましょう。

ストレスを感じていると視野が狭くなりがち、あるいは自分だけが大変、という思いになりがちです。

わが道にこだわりすぎない

他の人の意見に耳を傾け、必要なら方針を変える心構えも必要。

柔軟な発想がストレス軽減や、問題解決のアイデアにつながります。

アドレナリン労働はしない

若さにまかせた働き方は20代まで。

優先順位をつけて、一つ一つ順にこなしていきましょう。

いかがでしょうか。

上記以外にもストレス耐性を育てる方法はあると思いますが、ストレスを感じやすい方はまずは、上記のことから自分の働き方を見直してみましょう。

ストレスを感じやすい職場

仕事上のストレスの多くは、業務負荷量の問題、人間関係を原因としていますが、それ以外にも、「職場の雰囲気」がストレスに大きく関係している場合が少なくありません。

「雰囲気」というと漠然としていますが、以下のような職場はストレスを感じやすい職場と言えます。

昼休みに真っ暗になる職場

 

省エネのため自動的に明かりが消える職場
→暗くて作業しづらい、お弁当がおいしくないと不満に感じている
→必要であれば部分的に点灯するというルールがあるが、誰も明かりを点けようとしない

疲れたと言えない職場

 

PC作業を1〜2時間も続けていると肩や腰が痛くなる
→しかし周囲に気兼ねして、席を立ったり休憩したりできない
→休憩室がなく、喫煙者には喫煙室があってうらやましいと思っている

暑い・寒いと言えない職場

 

暑さや寒さを我慢して仕事をしている
→どこに、誰に言えばよいのかわからず、我慢している

あいさつがない職場

 

誰も出社時や退社時のあいさつをしない
新入社員があいさつをしても上司が返事をしない職場や、みんな個人ブースやパーティションに姿が隠れている職場

上記のようなことはありませんか。

これらは、「些細な事」として我慢しがちですが、毎日一日の大半を過ごす職場の「雰囲気」はとても大切です。

思い当たることがあれば、できることから改善してみると、社員様の元気度アップにつながります。

過重労働とワークモチベーション

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過重労働による労災事件があとを絶たず、過重労働に対する企業責任が強く問われるようになってきています。しかし、「時間」だけが問題かというと、必ずしもそうとは言えません。それは、モチベーションが高ければ、長時間労働もあまりストレスと感じず、生産性が高くなることが多いからです。自分のやりたかった仕事を夢中でやっている時には、気力が充実し、疲れもあまり感じない場合があります。

社員の精神面に大きな影響を与える要素として最も大きいのが、この「ワークモチベーション」です。ワークモチベーションを維持・向上させるためには、職場において社員の“努力”とそれに対する“報酬”のバランスがとれるように、企業は環境を整える必要があります。
報酬というと経済的なことがイメージされがちですが、これには「経済」、「キャリアの保証」、「個の尊重」という三つの要素があります。この“努力”とそれに対する“報酬”のバランスがとれなくなった時に、社員は精神的なストレスを大きく感じるようになります。

特に「個の尊重」への配慮が軽視されがちです。昨年の電通事件の「過労自殺」の事件のように、単純な過重労働だけではなく、パワハラや上司との人間関係に大きな問題があることが少なくありません。

メンタルヘルスの問題の多い職場、社員のモチベーションが低い職場は、このバランスを見直す必要があります。

仕事に対するモチベーションは、仕事をする上でのこころの元気度ともいえます。元気度が高ければ、職場でのストレスに対しても抵抗力が強く、うつなどを発症しにくくなると言えます。疲れによってからだの抵抗力が弱まればいろいろな病気にかかりやすいのと同じように、こころに元気がなくなれば、ストレスなどの強い刺激に耐えられずうつなどのこころの病気を発症しやすくなります。

そのため、管理監督者は部下がモチベーションを高く持って、仕事に取り組めるようにサポートすることが重要です。

産業医面談を積極的に活用しましょう

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過重労働による労災事件があとを絶たず、過重労働に対する企業責任が強く問われるようになってきています。しかし、「時間」だけが問題かというと、必ずしもそうとは言えません。それは、モチベーションが高ければ、長時間労働もあまりストレスと感じず、生産性が高くなることが多いからです。自分のやりたかった仕事を夢中でやっている時には、気力が充実し、疲れもあまり感じない場合があります。

社員の精神面に大きな影響を与える要素として最も大きいのが、この「ワークモチベーション」です。ワークモチベーションを維持・向上させるためには、職場において社員の“努力”とそれに対する“報酬”のバランスがとれるように、企業は環境を整える必要があります。
報酬というと経済的なことがイメージされがちですが、これには「経済」、「キャリアの保証」、「個の尊重」という三つの要素があります。この“努力”とそれに対する“報酬”のバランスがとれなくなった時に、社員は精神的なストレスを大きく感じるようになります。

特に「個の尊重」への配慮が軽視されがちです。昨年の電通事件の「過労自殺」の事件のように、単純な過重労働だけではなく、パワハラや上司との人間関係に大きな問題があることが少なくありません。

メンタルヘルスの問題の多い職場、社員のモチベーションが低い職場は、このバランスを見直す必要があります。

仕事に対するモチベーションは、仕事をする上でのこころの元気度ともいえます。元気度が高ければ、職場でのストレスに対しても抵抗力が強く、うつなどを発症しにくくなると言えます。疲れによってからだの抵抗力が弱まればいろいろな病気にかかりやすいのと同じように、こころに元気がなくなれば、ストレスなどの強い刺激に耐えられずうつなどのこころの病気を発症しやすくなります。

そのため、管理監督者は部下がモチベーションを高く持って、仕事に取り組めるようにサポートすることが重要です。

同僚や部下の心の問題に気づいたとき

心の問題に一番最初に気づくのは誰でしょうか。

(財)社会経済生産性本部 メンタル・ヘルス研究所によると、同僚が40%、上司が27%、家族が11%とのことです。

職場で気づかれることが大変多いことがわかります。

同僚や部下に、今までと比べて「仕事の能率が低下した」「遅刻や無断欠勤が多い」「上司の指示に従わない」「衣服や髪型が乱れている」といったことは、心の問題の早期から会社で気づきやすいことです。このようなことに気づいたらまずは上司が対応し、本人の話を聞きます。

この時の注意事項をあげます。

①ゆっくり、静かに話せる場所に移動して、じっくりと相手の話を聴くこと。

②相談したことで、出世や職場の地位に影響が出ることを心配している人もいるので、相談内容は他人に漏らさない、という守秘義務を守る旨を伝える。

③もしも相談を受けた側で対処できる内容でないと感じたら、必ず本人の同意をとり、個人のプライバシーに留意し、健康管理室・人事担当者・安全衛生担当者に相談する。できないような約束や保証は安易に行わない。

④安全配慮義務上、自殺念慮を訴えていたり、トラブルになっているケースは、必ずしも本人の同意がなくても、産業医や安全衛生担当者に報告していく必要性もあり得る。

 

特に、「うつ病ではないか」「不眠がひどい」「幻聴がある」といった症状や病名に関することは、専門家が把握し判断する必要がありますので、「心配だから産業医(または病院)に相談するように」とはっきり言いましょう。

この時、本人に面談をすすめずに、産業医に「様子がおかしいから産業医から呼び出してほしい」と依頼した場合、本人は「上司が産業医に勝手に自分のことを話した」と反発される場合もありますので、必ず上司指示で産業医面談につなげましょう。

職場でできる「簡単うつチェック」

職場に「様子がおかしい」と感じる人がいたら以下のチェックをしてみてください。

3つ以上当てはまる場合は専門家へ相談した方が、ベターです。

①最近、朝の顔色がさえないことが目立つ

②出勤時間が以前に比べて遅くなっている

③寝不足なのか、疲れた感じである

④昼食中もあまり食欲がない感じである。少し痩せた?

⑤最近は趣味もあまりやっていない様子である

⑥仕事の能率が低下し、ミスも目立つようになった

⑦残業も増えてきている

⑧新たな仕事への意欲や、問題解決力が低下している

⑨仕事への自信をなくし、周囲への迷惑を心配したり、辞意をもらしたりする

⑩体のいろいろなところが調子悪いらしい

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うつ病の方への対応のポイント

「うつ病の人にがんばれと言ってはいけない」と聞いたことがあるかもしれません。

うつ病の人は「がんばらなければ、でもできない」と自責の念にとらわれていることが少なくありません。その状態に叱咤激励することで本人は追い詰められた気持ちになってしまう場合があるためです。

その他、、以下の点に注意してみてください。

あまり良くない対応

 

×「頑張れ!」と励ます

×怠け者扱いする

×気分転換にと旅行や遊びに誘う

×嫌がられるから声をかけない・かまいすぎる

×何が原因なのか問いつめる

好ましい対応

 

○あわてず・あせらず・あきらめず

○本人の言動に振り回されない

○回復の段階を知る

○大事な決定は先延ばしにする

○SOSのサインを受け止める

<自殺前に見られる不自然な行動>
いつもと違う行動

感情が不安定
投げやりな態度、身なりに構わなくなる
不自然なほど明るく振舞う
自殺の具体的な計画を立てる
別れの用意をする

○自分だけで問題を抱え込まない

<セルフケア>

仕事で疲れていると、つい休日は家にこもってゴロゴロしてしまう、疲れて遊ぶ気が起きない、そんな方もいるかもしれません。

しかし、体を動かした方が、リフレッシュには効果的です。30分程度のウォーキングなどは、セロトニン分泌を促進させます。セロトニンとは、心を癒し、感情を安定させるホルモンです。うつ病の患者さんではこのセロトニンが不足していると言われており、セロトニン不足は不安感の原因となります。

本格的にうつ病と診断された方にはまずは休養が必要ですが、そうではない場合は、なるべく体を動かしましょう。

また、自分の好きなことを意識的に休日に取り入れましょう。

職場でほとんど人と関わらない仕事の場合は休日はなるべく他人とのコミュニケーションを増やす、逆に人と話すことが多い仕事では、休日は一人で日帰り温泉に行く、などバランスを取るように意識してみてください。

植物を育てる、といった「成長」を感じられることもお勧めです。

日ごろストレスを感じている方はぜひ取り組んでみてください。

 

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