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夏の害虫対策

お盆休みが近づき、行楽の計画を立てている方も多い時期です。

初夏から夏にかけて、行楽などで海や山野に出かける機会が増えます。また暑さのため薄着になることから、この時期はハチなどの害虫対策も気にかけておきましょう。

海や山野に限らず市街地でも被害の可能性があり気を付けて頂きたいのは、ハチ・マダニなどです。実は私の住む住宅地でもスズメバチの巣が最近見つかり、駆除しておりました。

ハチ、特にスズメバチはご存知の通り、1度刺されると「抗体」が人間の体内ででき、2回目以降に刺された場合に抗体が過剰反応することによる「アナフィラキシーショック」が起きる可能性があります。必ず発症するわけではありませんが、ハチに刺された後は、15~20分は誰かに付き添ってもらい、注意深く症状を観察してください。もし、全身のじんましん、かゆみ、くしゃみ、咳、息苦しさなどの呼吸器症状、唇や目の粘膜の腫れ、腹痛や嘔吐などの消化器症状、血圧低下などによる意識障害などの兆候が出た場合は、救急車を呼び、直ちに病院を受診してください。アナフィラキシーを疑う症状がなければ、慌てず落ち着いて、患部の処置のために皮膚科や外科を受診してください。

現在話題の特定外来生物「ヒアリ」もアナフィラキシーを起こす可能性があり、注意が必要です。もしヒアリを疑うアリや大きな蟻塚を見つけた場合は、地元自治体にご連絡ください。

マダニは昨年、マダニを介したウィルス感染による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)による死者が出ました。今年も北海道で死者が出ています。マダニに噛まれてから6日~2週間の潜伏期を経て、原因不明の熱、消化器症状、頭痛、筋肉痛、意識障害などをおこします。

宮城県では患者報告はありませんが、草むらや森林に入るときは肌が露出しないよう注意し、もし皮膚にダニ類が付着していた場合は、無理にはがそうとせず、受診して処置を受けてください。無理にはがそうとするとダニの体の一部がちぎれ、人間の体内に残ってしまう可能性があります。ダニに噛まれた後、原因不明の発熱などが起きた場合は直ちに受診してください。

その他、海でのクラゲやゴンズイなどの魚類による被害、森林でのヘビなど行く場所により注意が必要な生物もいます。それぞれ対処法を事前に調べたうえで出かけるなど、害虫・害獣被害にお気をつけて、夏をお過ごしください。