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マイクロストレスとの付き合い方①

私たちが感じるストレスには、その持続時間から、急性ストレスと慢性ストレスがあります。
さらに、ストレスの度合いの大きさにより、大きいストレスと小さいストレスがあります。
大きいストレスとは、災害や離別、事故などです。
小さいストレスは、マイクロストレスや、デイリー・ハスルズと呼ばれます。
日常的に起きるもので、道が渋滞している、電車が混んでいる、メールの返信がなかなかこない、パソコンの起動が遅い…などがあります。

ストレスが原因と思われる症状(過食、肩こり、不眠傾向など)があるのに、
ストレスに心当たりがない、という方は、
もしかしたら、このマイクロストレスが蓄積し、じわじわとジャブ的に効いているのかもしれません。
そんな場合は、まずは、日常、些細なことにイライラを感じていないか?
うまくリフレッシュできているか、意識してみましょう。

私の最近のマイクロストレスを例にあげてみましょう。
「子供の病院受診の予約」です。
そんなことが?
とお思いかもしれませんが、以下の理由でストレスに感じていました。
・フルタイム共働きや習い事の都合で、病院に行ける候補日がかなり少ない
・病院はいつも混んでいるので、大抵希望日に予約できない
・ネット予約できないので、電話であれこれ日程調整しなければならない
・歯科検診、予防接種、耳鼻科の経過観察など、緊急性がないので、つい予約を後回しにしてしまうが、気になる

些細なことなのですが、
実際に予約をとるまでなかなか行動できずに、頭の中で、
「電話しなきゃ…」
という思いだけがモヤモヤと渦巻いていました。
同時に他にも、仕事の予定、子供の送り迎え、各種の支払いなど、「やらなければいけないこと」が、マイクロストレスとして溜まってくると、
「あ〜、忙しい!」
とつい、口に出てしまうのです。

今回のマイクロストレスへの私なりの実践的な対策としては、

・一つ一つのストレスを完結させる

マイクロストレスとなる出来事が終わったら、「出来た」「これで終わり!」と、意識的に完結させる(引きづらない)。
ToDoリストで視覚化するのも良いですね。

・ルールを決めておく

「面倒くさいことほど、先にやる」
面倒くさいな…と思ったときにこのルールを思い出し、あれこれ考える前に行動する。

似たようなルールでは、
「言いにくいことほど、早く言う」
これは、仕事を断れない、相手の反応が気になって言いたい事が言えない、
延ばし延ばしにした結果、ますます言いにくい状況になる、というような方にお勧めです。
このように、自分が苦手なことに対し、
ルールを決めておき、葛藤の感情抜きに行動する習慣をつけると良いでしょう。

・愚痴には気をつける

マイクロストレスを感じたとき、愚痴ると楽になる気がします。
例えば今回私が感じたマイクロストレスを似た環境のママ友に話せば、「わかる!面倒くさいよね」と共感してくれ、スッキリするかもしれません。
それはそれで良いのですが、また似たようなことにストレスを感じては、周りに愚痴る…というのが習慣化してしまうのは少々困りものです。
辛いとき人に話を聞いてもらうのはもちろん大切なことですが、同時に自分なりの対策、ストレス耐性も養っていけると良いのではないでしょうか。

…と、ここまで書きましたが、
「それができれば苦労しないよ!」
「でもやっぱりイライラする!」
という場合は、もっと自分の感情を深く見てみるといいかもしれません。
次回は、私のマイクロストレスに隠された驚きの本音(?)に迫ってみます。

仙台市の産業医|メディカルロゼ|女医の立場から労働者の健康管理等について、専門的な立場から指導・助言を行います。