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世界腎臓デー②~慢性腎臓病~

【慢性腎臓病とは】

慢性腎臓病(CKD)とは慢性に経過するすべての腎臓病を指します。

患者さんは1,330万人(20歳以上の成人の8人に1人)いると考えられ、新たな国民病ともいわれています。

慢性腎臓病(CKD)によって腎臓の機能が低下し続けることで、さまざまなリスクが発生します。

 

【慢性腎臓病の症状】

初期には自覚症状はありません。

進行し腎機能が低下すると、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどを自覚するようになりますが、この段階ではかなし腎機能低下が進行した状態ですので、早期発見が必要です。

 

【治療】

慢性腎臓病では腎臓機能がある程度まで低下してしまうと、腎臓はもとに戻ることはありません。

慢性腎臓病の治療は、日々の生活習慣の改善、食事療法や薬物治療による血圧管理、貧血改善、脂質代謝管理、糖代謝管理、塩分摂取制限などを総合的におこないます。

 

【早期発見のために】

定期的に健康診断を受け、尿や血圧の検査をすることが早期発見につながります。
特に尿たんぱく陽性の方や血清クレアチニンが高い場合は要注意です。

 

【慢性腎臓病と関わる生活習慣】

慢性腎臓病の発症・進行を抑える生活習慣は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満・高血糖・高血圧・脂質異常)と共通しています。すなわち、喫煙、過度の飲酒、運動不足、不規則な生活などの改善が、慢性腎臓病の予防にもつながります。

仙台市の産業医|メディカルロゼ|女医の立場から労働者の健康管理等について、専門的な立場から指導・助言を行います。

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