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2017年禁煙週間について

毎年5月31日はWHOが定めた禁煙デーがあり、それに伴い、禁煙週間が設けられています。

今年のテーマは、

「2020 年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~」

子どもの受動喫煙や若年者の喫煙による健康被害は成人よりもさらに深刻と言われています。

子どもの受動喫煙を防ぎ、健康と将来を守りましょう。

子どもが副流煙を吸うことによる健康被害

1)乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが増す

2)喘息発作,急性気管支炎,肺炎,慢性副鼻腔炎(蓄膿症),アデノイド増殖,中耳炎, 扁桃肥大,髄膜炎,ペルテス病,歯肉着色,アトピー性皮膚炎,等々の原因になる

3)病気入院が増える

4)身長の伸びが悪くなる

5)知能の発達が劣る

6)虫歯になりやすい

7)成人後の発癌率が高くなる

(日本小児科学会・静岡県立こども病院 加治正行氏)

 

このように、様々な健康被害があります。例えば、喘息性気管支炎は、家のなかに吸う人がいると子どもが喘息になりやすくなります。特にお母さんが吸うと影響は大きくなります。

喫煙者がいない家庭の喘息発症・・・100人に1.7人

母が喫煙する家庭・・・100人に4.9人

 

その他の影響

妊娠中や授乳中の喫煙は、少ない本数でも、ニコチンが、胎盤や母乳を通じて赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんはニコチン中毒になってしまいます。赤ちゃんはニコチンが切れてくると不機嫌になったり、夜泣きをしたりします。大人と同じニコチンの禁断症状が現れるのです。

子どもが成長してからも、胎児・乳幼児のときの受動喫煙の影響は続くと考えられています。成人してからの肥満、糖尿病、メタボリックシンドロームにも関連があることがわかってきています。また学力の低下とも関連があると言われています。

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